私が新米ママになったときに、一番気持ちがおちこんだのがママ友作りのことでした。今まで会社にお勤めしていて、自由に動けていたのが、ミルクをあげたり、おむつを替えたり、24時間赤ちゃんに合わせた生活に急に放り込まれたように感じて、身動きがとれないような息苦しさを感じました。

もちろん赤ちゃんに恵まれたことはうれしかったのですが、その喜びが大きい分、こんな不満や不安をもっちゃいけないのかなと、自分の気持ちを素直に認められなかったのです。ことが余計に不安を大きくさせる一番の原因だったのですが、そのときは目の前のことに精いっぱいで、自分の気持ちの棚卸しというか、振り返りが全くできなくなっていました。

それまで、学生時代の友人や、会社の同僚など、だいたい自分と同じような感じの人たちだったり、共通の業務や目標を持って一緒の時間を過ごして人たちとの交流がほとんどだったのが、たまたま同じ頃に出産した人たちとお話をしなければならないことに、とても戸惑いました。とくに乳児の時は、月齢で細かく指定されたりしますよね。予防接種や自治体のママの会など。あ~この人たちも同じ頃にママになったのね、とは思ったけれど、だからといって楽しくおしゃべりしたり、ましてや友達になったりできるのかなぁと。

でもそれは全然心配しなくて大丈夫でした。なぜなら、そんな風に思っていたのは、私だけじゃなかったから!みんな不安だったみたいです。もし、合わない感じの人がいたり、自分が居心地悪さを感じるグループだったら、それはそれと割り切って。

さらっと別の機会を待てばいいだけです。いくらでもありますからね、ママ同士でおしゃべりしなくてはいけない場面なんて。そのうち気が合う人が見つかればそれでよし、ぐらいの気持ちでいればいいですよ。親になると、「人は人」「よそのおうちはよそ、うちは別」を子どもに教えていかなくてはいけない立場になる訳です。

そういう意味であまり人間関係に深入りしたり、深く感じすぎたりしないようにするよいトレーニングになったかと思います。そうやって、自分や自分の家庭らしさというものを大切にしていけば、気楽に新米ママライフを楽しめるかと思いますよ!

出産を終えたばかりの新米ママさんの中には母乳育児に悩んでいる方もいるかもしれません。かつて私自身もそうでした。

もし母乳育児がうまくいっていなくてそれを辛く感じている方がいたら言いたいこと、それは「母乳育児が全てじゃない、ミルクを使ってもいいんだよ」と言ってあげたいです。
私が娘を生んだ産院は母乳育児推奨でした。だからなるべくミルクを使わないように言われていました。
でも最初はうまくいかず、まず赤ちゃんにうまく乳房まで誘導できない。しかも赤ちゃんは赤ちゃんでうまく吸えない。この繰り返しでした。

赤ちゃんもお腹が空くから泣くわけです。で、結局楽なのでミルクを足すのですが、そうすると助産師さんがにあまり良い顔をされず。

なんだか自分が落ちこぼれのような気になり、みじめな気持ちでした。
今考えると寝不足や初めての育児で舞い上がっていたせいもあるでしょうね。
とにかく母乳で育てなきゃダメだと強迫観念にとりつかれるようになっていました。
でもあるとき乳腺にトラブルが起きて母乳マッサージを受けに行ったときに、ある助産師さんから言われました。
「そんなに肩の力を入れ過ぎないで、
マニュアルばかりを見るより赤ちゃんを見てあげてね」と。

私はいつしか母乳育児にこだわるばかり、母乳=愛情と思い込んでいました。
でもこだわる必要なんてなく、自分と赤ちゃんにとってより良い方でいいんです。
それ以来、私は母乳育児からミルクの混合育児に切り替えました。
するとミルクの時は主人にも手伝って貰えるようになって、だいぶ楽になりました。

母乳にもミルクにもそれぞれ長所があり、母乳は授乳間隔を気にせずにいつでもあげて良いのだし、外出時の荷物も減ります。ミルクは他の人に手伝って貰えるし、腹持ちが良いので赤ちゃんも満足して寝付きも良くなったりします。
それに一才になる頃には母乳で育てたか、ミルクで育てたかなんてほとんど気にならなくなりますよ。

子供が赤ちゃんでいる時間は過ぎてしまえばあっという間です。
その貴重な時期を母乳育児にこだわるあまり、全く楽しくなく、むしろ辛く感じていた私のようにはならないで欲しいなあと思います。
せっかくの一番可愛い時期ですから、赤ちゃんとの時間をぜひ楽しいものにして下さい。